●エネルギー消費機器の製造・輸入事業者に対し、3~10年程度先に設定される目標年度において最も優れた機器の水準に技術進歩を加味した基準(トップランナー基準)を満たすことを求め、目標年度になると報告を求めてその達成状況を国が確認する制度のこと。
●1998年の改正省エネ法に基づき、自動車や家電等についてトップランナー方式による省エネ基準を導入している。今現在、28機器が対象となっている。
*我が国の最終エネルギー消費量は、二度の石油危機後や近年の不況時を除き、ほぼ一貫して増加。その中でも、民生部門の最終エネルギー消費量は2.5倍と最も高い増加率となっている。
*住宅・建築物の省エネ基準の適合義務化は主に新築に対して有効であるが、直接的に建材等の省エネ性能の向上を図ることで、既存ストック対策を効果的に推進することが可能。
●JIS A 9521:2014(建築用断熱材)で定めるグラスウール、ロックウール及び押出法ポリスチレンフォームのうち、住宅・建築向け断熱用途として出荷されているもの。
●ただし、グラスウールとロックウールの吹込み品、及びグラスウールの密度24(kg/㎡)以上のものは除く。
●建材トップランナー制度の対象となるグラスウール断熱材、ロックウール断熱材、押出法ポリスチレンフォーム断熱材については、以下の値を目標基準値として設定。
※熱伝導率とは、熱の伝わりやすさを示す指標です。数値が小さいほど、単位長さあたりの断熱性能が良くなります。
●令和4年度(2022年)
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