結露対策
結露には、「表面結露」と「内部結露」のふたつがあります。
表面結露の防止には、断熱構造化が最も効果的です。窓面や壁面の表面温度が露点温度以下にならないような断熱設計、断熱施工に留意する必要があります。結露は温度の低いところに発生しやすいので、室内の温度差をなるべく小さく抑えるよう、壁、床、天井、開口部など各部位を十分断熱しましょう。
内部結露対策の基本は、防湿と、湿気排出にあります。防湿とは、水蒸気が壁内や小屋裏、床下に入らないように、天井・壁・床内の室内側に防湿層を設けることです。湿気排出とは、小屋裏・壁内・床下全体をできるだけ乾燥状態に保つため、外気から浸入した湿気や室内から漏れた水蒸気をすみやかに排出することです。
※ 透湿抵抗(単位:m²・s・mmHg/g)・・・・ 湿気の通しにくさを表します。数値が大きければ大きいほ ど、湿気を通しにくいということになります。
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