断熱工法について

充填断熱施工マニュアル


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手順01|浴室周りと土間床の施工

浴室周りでは、ユニットバスを搬入・設置する前に断熱施工を行います。
ユニットバスを設置してからでは、壁に断熱材を充填できなくなります。


手順02|床の施工

最下階の床全面に断熱材を施工します。とくに押し入れやクローゼットの中、床の間、階段下などは、断熱材を入れ忘れやすいので注意が必要です。
こうした部分では、あらかじめ根太を施工しておかないと断熱し忘れることが多いので、本来根太を必要としない場所であっても断熱施工のために施工しましょう。


手順03|外気に接する床の施工(2階張り出し部分など)

2階の床を張る前に外気に接する床の部分を断熱施工します。外気に接する床は、一般の床よりも断熱厚さが必要です。通常、一般の床で使用するグラスウールボードを2層で施工すれば必要厚さが確保できます。施工の際にはあらかじめ根太の間に受け材を施工します。


手順04|壁の施工

防湿フィルム付きグラスウールを柱・間柱間に充填施工し、柱・間柱の見附面にタッカー釘で留め付けます。留め付けはおよそ200ミリ間隔です。
上部は桁・胴差まで張り上げることと、下部は防湿フィルムを床合板にと留め付けることを忘れないようにします。

手順05|天井の施工

野縁の上にグラスウールを天井全面にわたって敷き込み、野縁の下に防湿層を施工します。

手順05|下屋の施工

下屋部分が断熱欠損部にならないよう忘れずに施工しましょう。下屋の断熱では、先行して外壁を断熱し、せっこうボードで押さえます。その後、下がり壁と野縁を造作して断熱・防湿施工を行います。

手順05|屋根の施工

野地板の内側に通気層確保部材を施工し、通気層を確保します。防湿フィルム付きグラスウールを垂木の間に充填し、垂木の見附面を留めつけます。

[充填断熱工法]

防湿層付断熱材

[充填断熱工法]

防湿層別張りフィルム

[充填断熱工法]

GWS工法


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