充填断熱施工マニュアル
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浴室周りでは、ユニットバスを搬入・設置する前に断熱施工を行います。
ユニットバスを設置してからでは、壁に断熱材を充填できなくなります。
2階の床を張る前に外気に接する床の部分を断熱施工します。外気に接する床は、一般の床よりも断熱厚さが必要です。通常、一般の床で使用するグラスウールボードを2層で施工すれば必要厚さが確保できます。施工の際にはあらかじめ根太の間に受け材を施工します。
防湿フィルム付きグラスウールを柱・間柱間に充填施工し、柱・間柱の見附面にタッカー釘で留め付けます。留め付けはおよそ200ミリ間隔です。
上部は桁・胴差まで張り上げることと、下部は防湿フィルムを床合板にと留め付けることを忘れないようにします。
野縁の上にグラスウールを天井全面にわたって敷き込み、野縁の下に防湿層を施工します。
下屋部分が断熱欠損部にならないよう忘れずに施工しましょう。下屋の断熱では、先行して外壁を断熱し、せっこうボードで押さえます。その後、下がり壁と野縁を造作して断熱・防湿施工を行います。
野地板の内側に通気層確保部材を施工し、通気層を確保します。防湿フィルム付きグラスウールを垂木の間に充填し、垂木の見附面を留めつけます。
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