[企業情報]
本社:〒425-0072 静岡県焼津市大住 915
ホームページ:https://www.shizutetsu-homes.co.jp/
地域に根ざした住宅会社として、お客様から愛され、支持され、必要とされる“地城愛着企業”を目指す静鉄ホームズ。同社が大切にしていることは「現場第一主義』。安全・安心・快適な住まいづくりを実現するための現場環境整備についてお話を伺いました。
当社静鉄ホームズは、静鉄グループの一員として、静岡県、中東部および一部の西部地域の不動産事業の「戸建住宅部門」を担っております。自社工場を有し、2x4工法の要となる構造パネルを自社にて作成しており、材料の仕入れから、部材の検査、パネルの作成、さらに上棟まで一貫して施工することによりハウスメーカーに匹敵する高い住宅性能を誇る高品質な住宅を適正価格で提供しています。
マイスター認定制度・施工技術講習会はグラスウール充填断熱の施工技術向上をめざし、硝子繊維協会が2005 年に創設しましたが、制度スタート当初から注目していただいていると伺っております。
当社は、安全・安心・快適な住まいづくりは、高品質な施工体制でなければならないと考えております。マイスター認定制度は、快適な住環境をつくる上で信頼性の高い技術取得をサポートしてもらえると思い注目しておりました。現在は、断熱施工に携わるすべてのパートナー・施工現場を管理する監督すべてが保有しております。
マイスター認定制度をお申し込みされる住宅会社のほとんどは、最初からしっかり断熱
に対しての意識が高い会社が多いのですが、マイスター認定制度を通して、「より意識が高まった」とか、貴社と同じように現場に入る方すべてが保有する会社も増えてきており、そうやって広げていっていただくというのはとてもありがたいことです。
マイスターは必然と言いますか、高いレベルでの断熱施工を浸透させるためには監督だけではなくパートナーの理解と協力が必要不可欠だと考えました。例えば、なぜ重ねが3センチ以上必要なのか等、理論的なところから現場の人に知って頂くことでより高い品質が実現できるのではと思い、そういう意味ではマイスターを取得して非常に良かったなと思っています。
「断熱施工のプロ集団」として
現在は、いわゆる裸品を充填し防湿フィルム別張りに切り替えていますが、パック品を採用している当時でも、「綺麗に断熱材を充填するためにはどうすればいいのか」をパートナー自らが考え、一度袋から出して充填しフィルムを張る等の工夫していました。現場でお施主さんからも「断熱の入れ方がすごく綺麗だよね」という声をよくお聞きします。
見た目が綺麗ということはイコール隙間なくそして精度高い施工が出来ているということだと思うので、そういう意味では意識も変わり現場に反映されてきているのかなと思っています。
あとは断熱と気密のところですよね。こちらは切っても切り離せないところですので、今は本当に高断熱と併せて高気密のところについても精度を上げていこうということで社内でもさらに意識が変わってきています。
デジタルを活用した現場管理・品質管理
「現場の見える化」を積極的に取り組んでおりまして、工事状況が360度写真の VR で確認できるシステムを導入しています。現場監督だけでなく、品質管理室・営業・設計・インテリアコーディネーターなどのスタッフ全員で確認できるよう、オンラインで現場が見られるシステムを導入し、現場管理のメイン業務である進・品質・情報・安全管理をリモートでも実施可能にしています。従来は現場監督がひとりで品質管理チェックを行っていましたが、システムを利用することにより現場監督以外の品質管理専任者をはじめとする「複数人によるリアルタイムでの確認体制」を行うことができます。問題点があればすぐに現場にフィードバックでき、過去の状態を遡ることも可能です。
これらの画像をお施主様と共有することにより非常に好評を頂いております。お施主様は「もっと現場のことを知りたい」という想いがあるかと思いますので、そのようなお施主様のニーズに応えられているのではないかと感じています。具体的な喜びの声がもっともっと聞こえてくるとさらに現場のモチベーション向上にも繋がるのではないかと期待しております。
各種設計・施工業者様向け施工マニュアルのご案内
硝子繊維協会発行各種パンフレットのご案内