快適に暮らせます

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暖房していない部屋も暖かくなります

断熱すれば、家じゅう暖かいの?

断熱性能が高い家は、暖房していない部屋や廊下、トイレ等も暖かくなり
ます。

断熱性能を高めることで、暖房していないところでも温度差が小さくてすみ、家じゅうどこでも暖かく、温度
差も少 なく、健康的で快適な居住環境が実現します。
暖房しているLDと暖房していないトイレとの温度差は、断熱性能が低い家では6.2℃もありますが、断熱性能
が高い と2.0℃しかありません。

2

暖房で暖めた室内の空気を屋外へ逃がしにくくなります

朝の台所仕事は寒くてつらい・・・なんとかならないの?

断熱性能が不十分な家では、暖房で暖まった熱が早く外に逃げて冷え込む
のです。「断熱」すれば解消しますよ。

断熱性能を高めると、夜、暖房を止めた後も暖かい熱を朝方まで外に逃がさず、早朝の台所仕事もラクになります。

3

暖房時の体感温度がより暖かく感じます

暖房しているのに、寒く感じるのは、なぜ?

断熱性能が低いと、壁・床・窓の表面温度が低く、その冷気で寒く感じる
のです。

壁の表面温度に注目してください。室温は同じ20℃です。壁の表面温度は断熱性能が低いと外気の影響で11.0℃ま で低下しますが、断熱性能が高いと14.8℃までしか低下しません。壁などの表面温度と室温を足し
て2で割った値 が体感温度の目安となります。

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夏の暑さ対策にも有効です

夏を涼しく過ごすには?

夏の暑さ対策のポイントは、「屋外の熱気を家の中に入れない。」
そして、屋外が涼しくなったら、「家の中に涼しい空気を入れる。」
の2点です。

日中、屋外の熱気を家の中に入れない工夫をしましょう!

断熱性能の高い家にすると、屋根や天井、壁からの熱の侵入を約70〜80%減らすことができます。窓からの
熱の侵入 も大きいので、日射が窓にかからないように庇を付け、西日にはすだれを付ける等の工夫が効果的
です。

ポイント1 屋根・天井、壁からの日射熱の侵入をふせぐ。

面積が大きい屋根・天井・壁の断熱性能を高めて熱の侵入を減らすことが効果的です。

ポイント2 窓からの日射熱の侵入をふせぐ。

※数値は「日射侵入率」:日射熱の影響が室内に入ってくる割合。遮ることができるほど値は小さい。

夜間、屋外が涼しくなったら、家の中に涼しい空気を入れる工夫をしましょう!

夕方や夜になって屋外の温度が下がったら、窓を開けて風を通しましょう。
エアコンだけに頼らず、状況にあわせて賢く住まうことが大切です。

ポイント3 風の通り道をつくる。

夕方、夜になって屋外の温度が下がってきたら、窓を開けて風を通すことが効果的です。
風の入口と出口の2カ所以上窓を設置しましょう。

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