断熱すれば、冬、外に逃げる熱が約1/5になり、エアコン暖房電気代は、約4万円も少なくて済みます。
※上記は、2世代6人家族が住む東京に建つ約36坪の木造住宅における計算結果です。計算条件の詳細はこちら
省エネ型エアコンにすることによる省エネ効果よりも、断熱性能を向上させた方が、ほぼ2倍の省エネ効果があります。
※1 上記は、2世代6人家族が住む東京に建つ約36坪の木造住宅における計算結果です。計算条件の詳細はこちら
※2 標準的なエアコンのCOPは3.0、省エネ型エアコンのCOPは5.0として計算しています。COPは成績係数と呼ばれ、
数値が大きいほど省エネ型の機器であることをあらわしています。
現在の標準的な家と断熱性能の高い家との窓を含めた断熱工事費の差は、坪当たり約2万円、40坪の家では
80万円位です。
また、今標準的な家を建てて、将来断熱性能の高い住宅にリフォームするときの費用は、
坪当たり約10万円、40坪の家では400万円位かかります。
断熱性能の高い家にするには、リフォームの場
合は新築時と比べ5倍も高くつきます。
リフォームで断熱工事するなら、他のリフォーム工事に合わせておこなうと、時間・手間、費用ともに少なくてすみます。とくに浴室、洗面、台所や耐震のためのリフォームは、高断熱化の絶好のチャンスです。
※費用は、地域、断熱仕様などの条件により異なりますので、目安としてください。
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1.住宅全体の断熱性能
築20〜30年の家 (当時の一般的な家) |
断熱性能の高い家 | |
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熱損失係数※1[w/(㎡・k)] |
5.38 | 1.84 |
※1:住宅全体で断熱性能をあらわす数値で、小さいほど断熱性能が高くなります。
2.床、壁、天井に使用している断熱材の厚さ※2
築20〜30年の家 (当時の一般的な家) |
断熱性能の高い家 | |
---|---|---|
床 | 25 | 160 |
壁 | 30 | 155 |
天井 | 40 | 285 |
※2:熱伝導率が0.05w/(㎡・k)の断熱材(例えば、グラスウール10K)における厚さを示しています。
3.窓の断熱性能と仕様例
築20〜30年の家 (当時の一般的な家) |
断熱性能の高い家 | |
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熱貫流率※3[w/(㎡・k)] |
6.51 | 2.91 |
仕様例 |
1枚ガラス入りアルミサッシ | LowEガラス入り断熱型アルミサッシ |
※3:熱を通す量をあらわす数値で、小さいほど断熱性能が高くなります。
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築20〜30年の家 (当時の一般的な家) |
断熱性能の高い家 | |
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自然換気回数※4 |
1.5回/時 | 0.5回/時 |
※4:建物の隙間等を通じて、室内と屋外の空気が1時間に入れ替わる回数のことで、値が小さいほど建物の気密性能は高くなります。
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6人(夫婦+子供2人+親夫婦)
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部分間欠暖冷房:居室(LD、和室、寝室、子供室)を在室時のみ暖冷房
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AE-Sim/Heat:(株)建築環境ソリューションズ